フランシスコ教皇に謁見しました。「この傷ついた世界の多くの人々にキリストの愛を届けてください」

フランシスコ教皇は、オプス・デイ属人区長フェルナンド・オカリス神父と謁見されました。オカリス神父には、属人区長補佐マリアノ・ファッツィオ神父が同行しました。

30分に渡った謁見の間、フェルナンド神父は、来年に予定されているオプス・デイの特別総会の準備の進捗状況を伝えました。特別総会は、教皇様が発布なさった自発教令『Ad charisma tuendum(カリスマを守るために)』にオプス・デイの規約を適合させるために開催されます。それはオプス・デイのカリスマを深め、オプス・デイのメンバーが世界で行っている福音宣教を促進させるためです。

教皇様は、報告の内容をお喜びになり、オプス・デイのすべての信者、また、その活動に参加するすべての人々に祝福を与えてくださいました。また、来年に開催される特別総会のためにも祝福をくださいました。

今回の謁見の中でオカリス神父は、オプス・デイの信者たちが行っている様々な使徒的活動についても報告しました。たとえば、聖ホセマリアの教えによって生まれた70のボランティア活動の団体が一同に会した国際的シンポジウム。これは、オプス・デイ創立100周年を見据えて企画されたものでした。教皇様は、暴力や苦しみに傷ついた世界において誰一人として見捨てられることがないように、苦しんでいる人々をはじめとして、多くの人々にキリストの愛を届けるように励ましてくださいました。

今回の謁見は、2021年11月29日以来となります。今回は、オプス・デイが属人区として設立された40周年にあたります。