福者ホセマリアへの信心を扱ったドキュメンタリー番組
イタリア国営放送局(RAI)は、1999年6月27日、福者ホセマリア・エスクリバーへの信心を扱ったドキュメンタリー番組「信仰があれば」を放映。ドキュメンタリーは、日本語、フランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語にすでに訳され、ドイツ語、ポーランド語、ロシア語、チェコ語、スロバキア語版の準備も進んでいる。制作にあたったのは、アルベルト・ミッケリーニ氏。30分にわたってオプス・デイ創立者の教えを織り込みながら、世界中の人々の福者ホセマリアへの信心の様子を紹介している。
記録の抜粋
福者ホセマリアの奇跡
1992年、教皇ヨハネ・パウロ二世は、ローマの聖ペトロ広場でホセマリアを列福。ある母親は、まさにその時、治癒した息子について記す。
ロシアの詩人
ロシア正教の信者、アレクサンダー・イヴァノヴィチ・ゾリン氏は、「道」(福者ホセマリア著)を読んで、「自分のいるところで、机に向かいながら」神に出会う秘密を見出したと語る。
ロシアの物理学者
モスクワ、理論物理の教授、ユーリー・アントノヴィチ・シモノフ氏は、福者ホセマリアの著作に出遭って後、1989年に受洗。
パリの女性
オーデ・ミルコビッチは、オプス・デイの精神を知って、教皇様を実際に愛することを学んだと述懐している。
ドイツ人一家
ペトラとロルフ・エラルドには四人の子供がいる。ある教会で見つけたニュースレターと福者の著作からホセマリア・エスクリバーのメッセージを知る。
ブラジルのピアニスト
ジョアン・カルロス・マルティンスは、福者ホセマリアへの信心が篤い。1995年、福者の取り次ぎにより奇跡的に回復。演奏家としての再出発を果たす。
スペインのある母親
マリア・ビクトリア・トロンコソ教授は、四人の子供の母親。そのうち二人は障害を背負っている。今は、身体障害者の介護に余念がない。
中国の画家
ガリー・チューは、カトリック信者ではないが、聖画をよく描いている。オプス・デイ創立者の肖像画も描いている。
アメリカの枢機卿
ワシントンの大司教・ジェームス・ヒッキー枢機卿は、福者ホセマリアの取り次ぎを通して神に助けを願う。
ボリビア、福者ホセマリア山
アンデス山脈には、福者ホセマリアの名をいただく山がある。ヨーロッパや他の南北アメリカの国々でも同様に、病院や通り、学校や種々の研究所にオプス・デイ創立者の名前が付けられている。